代表
高崎市に生まれ育ち、1978年群馬大学医学部卒業、医師免許取得。
群馬大学医学部第2内科に所属し、循環器を中心に研修。1988年医学博士号を取得。
労働衛生コンサルタント・医学博士 斎藤知子
産業医活動としての経歴
1985年より、労働省の定める産業医として、働く場での診療や健康管理・健康教育に携わる。JT・NTTを経て、2005年~2017年までOKI。
健康とは「身体・精神・社会的に良好な状態」と定義されて久しいですが、産業保健の場は、個人の包括的な健康に携わる数少ない場です。昔は、人が生きる共同体は地域(村)にありました。私が専属産業医であった時代は、冠婚葬祭を含め企業が村のかわりの共同体になっている時代だったと思っています。その意味で出身大学の地で、多くの友人や知人のいる地での活動は恵まれたものでした。
1988年に群馬専属産業医会を立ち上げ、その代表幹事として約20年間、群馬の産業保健活動の一翼を担ってきました。その後は、今までの専属産業医としての経験を活かし、地域密着型、地元の医療機関の情報に詳しい産業医として、地域の嘱託産業医で活動を開始しています。
・1985年 日本医師会認定産業医取得・1988年 労働衛生コンサルタントを取得
・2007年 メンタルヘルスエキスパート産業医取得
講演活動の経歴
1985年から、活動の主体が病院や診療主体の場所ではなく、会社という働く場になりました。社員の不安や受けている治療がこれで良いのかどうかなどの知りたい事に寄り添う時間を過ごし、社内で講話をする機会を多く持ちました。
また比較的公的な歴史のある会社に所属していたことから、依頼を受けて1998年頃から労働局などでのメンタルヘルス導入時期の研修にも携わり、いくつかの市役所等での講話・労働組合主催のメンタルヘルス講座・連合群馬の関係のメンタルヘルス講演なども行ってきました。
また、企業内スポーツの盛んだった時期に、企業内のスポーツ選手のメンテナンスのために、スポーツドクターの取得をしました。自分自身の子育ての時期から、スポーツ少年団の分析や指導、小学校や中学校でのスポーツと栄養の話や指導、幼稚園の保護者への食育にも携わってきています。
それ以外の地域の講演としては頼まれるままに、老人大学や公民館活動等の健康講話でしょうか。
講演の経歴紹介のキャッチフフレーズは命をあずかる病院での経験と、企業での健康管理やメンタルヘルス対策の経験、
女性としての生活感覚を活かした講演です
1988年 日本スポーツ協会(旧:日本体育協会) 認定スポーツドクター取得
著書には、産業現場の経験を活かし
・「サラリーマンの診療室」(法研)
・「働きながら妊娠出産」(法研)